唾液の質
歯磨きをする際に唾液の質が違うことがあるこれは交感神経が関わっている。
交感神経が優位になっている状態では唾液はネバネバしており、量も少なく、口の中はカラカラです。
逆に副交感神経が優位な時には唾液の量が多く、サラサラとしています。
歯磨きをすることで強制的に唾液を出し、末端から中枢にアプローチすることができます。
ネバネバとサラサラにはそれぞれ役割があります。
ネバネバの際はムチンという粘土のあるタンパク質の濃度が高い唾液になります。
これは細菌をからめ取り、体内への侵入を防ぎます。また、口の中の粘膜を守り、保湿します。
サラサラの際は唾液アミラーゼなどを多く含み、食べ物を飲み込みやすくします。
また、口の中を洗浄し中性に保つ効果があります。
日常的に行う歯磨きは唾液の状態を確認しつつ、末梢から脳にリラックスするように働きかける効果があります。